【report】ご来場のお礼・10周年記念イベント

10周年アニバーサリーイベント、ありがとうございました!
先日、2日間に渡りCarlier Couture 10周年アニバーサリーイベントを開催させていただきました。両日にわたり、本当にたくさんの方にお越しいただきましたこと、まずは心からお礼申し上げます。
会場に足を運ぶことは叶わなかったけれど、お祝いやあたたかいメッセージを寄せてくださった方々にも、心からお礼を申し上げます。届けてくださった一言一言を、ひとつずつ大切に読ませていただきました。お会いしていなくても気にかけてくださる、その気持ちが、何よりの贈り物でした。
10年という時間は、ひとりでは決して積み上げられないものでした。アトリエを支えてくださっているすべての方へ、この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。

ずっと支えてくださっている、大切な顧客さまへ
イベントを終えて、まずお伝えしたいのは、長くCarlier Couture を見守り続けてくださっている顧客さま方への、心からの感謝です。
ご自身がアトリエの服をご愛顧いただいているだけでなく、当日は、初めていらした方々にもごく自然に声をかけてくださって——「私もこれ持っていますよ」「この生地、いいですよね」と、ご自身の言葉でアトリエの世界を伝えてくださる姿。あの光景は、わたしには本当に眩しいものでした。
そして驚きとともに、胸が熱くなった瞬間があります。YouTubeをきっかけにアトリエを見つけてくださった方同士が、その場で意気投合され、「次の受注会、一緒に行きましょう!」と笑い合っていらしたこと。
会ったばかりの方たちが、わたしのつくる服をキッカケに、これから先の予定を語り合ってくださる——10年続けてきて、こんなご褒美のような場面に立ち会えるとは思いませんでした。長くお付き合いくださっている顧客さまが築いてくださった土台に、こうして新しいご縁が芽吹いていく。その全てが、ありがたくて仕方ありません。

「似合わないと思っていた」が変わる瞬間
今回のコーナーのひとつにブラウスの「ミニ受注会」がありました。大好きなトワル・ド・ジュイ柄のボウタイブラウスは、嬉しいことにたくさんのご試着と、ご注文をいただきました。色違いでご購入くださった方もいらっしゃって、作り手としてこれ以上ない喜びです。
そして忘れられない場面がありました。「自分には似合わないと思うから……」と最初は遠慮がちだったお客様が、少し背中を押されて袖を通してみたら——鏡の前でご本人がいちばん驚いていらっしゃいました。そのまま「やっぱりいただきます」と。あの瞬間のことは、ずっと大切にしたいと思っています。
試着タイムが進むにつれ、初めてお会いのお客様同士がいつのまにか打ち解けて、和気藹々とした空間になっていきました。「その色お似合いですね」「私はこっちで迷っていて……」——おひとりおひとりで来てくださった方々が、気づけば一緒にお洋服を選び合っているような、不思議で愛おしい時間でした。お借りした会場さんの穏やかな光の中で、あんな時間が生まれたことが、何より嬉しかったです。
トワルドジュイブラウスは、1点1点お仕立てさせていただきます。ご発送まで今しばらくお待ちくださいませ。

新作ポーチと、資材コーナーのこと
ブラウスとあわせて、今回お披露目した新作ポーチたちにも、たくさんの方が手を伸ばしてくださいました。中でもダントツの一番人気は、フランス製ファブリックを使った toile de Jouy 柄のポーチ。あの繊細な絵柄の世界観に「ひとめぼれでした」と仰ってくださる方が続出で、つくっていてよかった、と心から思える光景でした。

そしてもうひとつ、今回ささやかにご用意した資材コーナー。アトリエで大切に温めてきた生地やパーツを、必要としてくださる方の手にお渡しできた時間でした。「これで何をつくろうかしら」と目を輝かせてくださる姿に、こちらまでわくわくさせていただきました。素材たちが新しい居場所を見つけられたこと、本当に嬉しく思っています。

手を動かす時間、タッセル作りワークショップ
期間中、もう一つのコーナーがあります。それは、ファンシーツイードの糸を使ったタッセル作りワークショップ。色とりどりのハギレが並ぶテーブルの上で、「どの色にしようかしら」と迷う時間そのものが、もう楽しい光景でした。普段から手芸などを楽しまれる方も、「実はものづくりは初めてで……」という方も、それぞれのペースで手を動かしてくださいました。

長年のお客様と、初めましてのお客様が同じテーブルに座り、最初は緊張気味だった空間で、少しずつ打ち解けていき、途中からは和気藹々と、かつ夢中に、手を動かされていたこと。

そして何より嬉しかったのが、完成したタッセルを、皆さま、その場でご自身のバッグにつけてくださったこと。世界にひとつだけの、その方だけのタッセルが、お持ちのバッグにぴったり——会場を出てからも、ふとした瞬間にアトリエの時間を思い出していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。


YouTube越しに伝わっていたもの
ご来場くださった方の中には、「いつも動画を観ています」とわざわざ言葉にして伝えてくださる方が、本当にたくさんいらっしゃいました。どんなところを気に入ってくださっているか、どこに共感してくださっているか——一生懸命に話してくださるその言葉が、じんわりと沁みました。中には、「今朝も予習しました!」「3回ずつくらいリピートしています!」という類稀な方も!
今まではお顔もわからなかった、画面の向こうにいる方たちと、こうして同じ空間で会えることの嬉しさを、勇気を出して発信してよかった!という気持ちを改めて噛み締めた2日間でした。
長くアトリエを支えてくださっている大切な顧客さま方には、おひとりおひとりに合わせたパーソナルギフトをご用意いたしました。これまでのお付き合いの中で積み重ねてきた、その方の選んだもの、お似合いになるもの——そんな小さな記憶を込めた、感謝のしるしです。使っていただければ幸いです。
10年という節目を、こうして「特別な方を、特別に」お迎えできたこと。
移り変わる時代の中で、それもまた、アトリエにとって大切な区切りでした。
Merci, merci, merci.
当日の準備から運営まで、全力で支えてくれたNathalieさんとAyaさん。お二人がいなければ、あの2日間は成り立ちませんでした。本当にありがとう。

そしてNathalieさんの依頼で、サプライズのお花を美しく仕上げてくださった dodo tokyo Tsuki さん。あの瞬間、言葉が出ませんでした。しばらく少しだけ震えておりました…。

寄せ書きや、お花を贈ってくれた友人たち。キッカケは幼馴染のウェディングドレスのオーダー。そこから、Carlier Coutureが軌道に乗るまで、友人たちの応援がたくさんありました。そして友人たちが頑張ってる姿を横目に「わたしも負けてられない」と思ってここまで来ています。皆の存在が、いつもわたしの背中を押してくれています。
協力してくださった皆さまのことや、裏話(?!)は追って、YouTubeにてお話しできればと思います。ぜひチェックしてみてくださいませ。
会場に来てくださった方、メッセージを寄せてくださった方、そっと見守ってくださっている方——心を寄せてくださったすべての方の存在があって、今の Carlier Couture があります。
10年前、ひとりで始めたアトリエが、こんなふうに人と人をつなぐ場所になるとは思っていませんでした。
これからも、モットーは変わらず
「年齢、体型、関係なく、ファッションを楽しむ」です。
オーダー服作りはもちろん、もっと発信という形でも
日本とフランスで培ったファッション哲学をお届けしていけたらと思います。
今後とも、どうぞ末永くお付き合いいただけましたら幸いです。
本当に、ありがとうございました。
Emilie
Carlier Couture
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