【order】ビーズ刺繍のマーメイドドレス
*この文章はお式の翌日に書き溜めていたものです。
お写真を選別したりしていて、upに時間がかかってしまいましたが、
振り返りの記事として、お読み頂ければ幸いです。
朝、起きたときには
あれ、昨日の夢のような時間は一体…
という気分でした。
度々の25年来の親友のお話です。
独り言、あるいは個人的な日記のようになりますが、
書かせて頂きます。
これ以上望めない程の完全な秋晴れでした。
お二人を見ていても、なかなか実感の湧かない不思議な時間。
そして今振り返ると、朝からお支度をした際に、
みんな妙なテンションでついつい「笑い」の方に走っていた
光景を一番鮮明に思い出し、
お支度が完了したあとのこと、
入場〜二次会開始までの記憶が、
おぼろげに、断片的になってしましました。
(自分のお式でもないのに!!!)
よく覚えているのは、
新郎新婦からの花束贈呈の際、頭の中では
(よーし、花嫁がお支度部屋に戻る前に、チェンジのスタンバイだ!)
とヘアメイクさんと合図を送り合って意気込んでいるのですが、
心では、涙ぐむお母さんを見て、思わずもらい泣き。
終始、頭と心が二分化した一日でした。
と言いながら、デザートの写真は撮ります。
二次会の際にお母さんと話したのですが、
花束贈呈のときに、わたしが視界に入ったらしく、
同じ学校に通い始めた頃に、
新婦、新婦のお母さん、わたしと、わたしの母4人で
新婦のお母さんの車で学校へ行った時のことを思い出したの、
という話をしてくれて、
もう完全にパァーーーーーっとなっているわたしは
25年前の記憶を思い出すことができなかったのですが、
改めて、新婦のファミリーには長い間お世話になっていることを思い出して、
今になってまた熱い想いが込み上げています。
ご新郎の兄妹に、ドレス作った方ですよね?
と声をかけてもらったのも、とっても嬉しくて。
結婚、というのは本当に2つの家族の結びつきなんだなぁ、
と、自分のポジションがよくわからない文章ですが
そう思いました。
そして花嫁さまのお父さんに
「Tu as fais une belle chose」
(綺麗なものを作ったね。)と言われ
全てが完結した気がしました。
社会人になってからも、
夏には新婦の実家で浴衣でパーティーしたり、
(お母さんに着せつけてもらったり!)
クリスマスには手料理をたくさんいただいたり
いつも家族ぐるみで仲良くしてくれた幼馴染み。
二次会のあとには、
準備に関わったもう1人の幼馴染みと、
新婦友人でもあるヘアメイクさんと
まったりお部屋で当日を振り返りました。
「友人、会社の方々、みんなに愛されているダーリンが
誇らしい。」という言葉がとっても印象に残りました。
………あなたも愛されているから!!!!!
これからはダーリンも含め、
引き続き変わらずに仲良くしてね。
♥
ドレスに関しては…
花嫁さまの良さを全部表現したような1着になりました。
「お色直しは考えてない。」
「あまり目立ちたくない。」
という、謙虚でいて、
花嫁らしからぬ発言を繰り返す彼女の
許容する範囲で作りました。
どちらかというと、ヘアメイクさんと、わたしは
いろいろ付け足していきたいという、同じタイプ。
三人で行った(女子会のような)ヘアメイク&ドレスリハも、
とっても楽しい想い出です。
「頭には何もつけなくていいよ。」
と言う彼女に、勝手に作ったヘッドピースを
恐る恐る見せて、提案してみたり。
(意外にも採用になりました♥)
主役の花嫁さんより、まわりの人の方が
ワイワイしている部分もあったら、少し申し訳ないけど、
そんなことも文句一つ言わずに笑顔で接してくれる花嫁さん、
本当にオトナです。
実はわたし史上、最短の製作期間でのお渡しで、
強行スケジュールを組みました。
にも関わらず足を運んでくれて、新郎は車でとりにきてくれたり
お渡しの際は分刻みで仕上げ…いろいろごめんね…。
そして自分の方が100倍大変なのに、いつも労ってくれて。
感受性が強いのは長所だけど、
それ故、サプライズを準備するのが困難でした。
それも今では良い想い出♥(旦那さま、ご協力ありがとう!!)
最後に…。
式場には、もちろん介添えさんや衣装担当の方がいらしたのですが、
ファーストミート、親族撮影の間、ずっと同行させていただきました。
ドレスの危なすぎる作り(ごめんなさい…)に泣きそうになったり、
会場の方には大変ご迷惑おかけしました。
でも、スタッフの方々は良い方ばかりで、
お世話になりっぱなしでした。
式場も、言うまでもなく、素晴らしい空間でした。
本当にありがとうございました!
それから、丸一日一緒に行動を共にしたヘアメイクさんにも、
ありがとう♡(慣れ慣れしい?)
バタバタする当日にこそフルパワーを発揮できる
その確固たる技術、尊敬致します…。
ヘアメイク、アクセサリーも変えて、
マーメイドドレスで再入場です。
朝から一緒にお支度をしたり、撮影に立ち会わせてもらったり。
バックステージにも関わりながら、ゲストとしても参列したこと、
なんだか2倍、幸せな時間をいただいたことに
新郎新婦には感謝の気持ちでいっぱいです。
入場した時の、キラキラした笑顔が眩しかった!
いつも言ってることだけど、
おばーーーちゃんになっても宜しくね。
Encore félicitations
et Que du bonheur à vous deux !!!
Carlier Couture
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