【diary】最近のアトリエ。想うこと。
【Carlier Couture diary】
想いの丈をぶつけても流れてしまうigに対し
体系的に記録できるHPに書き記したい、という気持ちが高まっている最近。
（相棒Macキーボードの方が携帯より打ちやすいから、との噂もあるとかないとか）
今まではHPのdiaryは全て超！長文になっていたのですが、
これからはもう少しライトに、でもタイムリーに記録したいと思っております。
（とは言え、実現できるかは別）
本日は水曜日ですが、リクエストがありお客様DAYとさせていただき
お二組さまとお打ち合わせさせていただきました。
そのうちのお１方はウェディング用のブラウス
（もはや当アトリエの看板商品）
をオーダーしてくださり、最終調整にいらしたのですが
「ブラウスがあったから、ウェディングの準備が楽しくなりました。」
と言ってくださいまして、鳥肌ものでした。
聞いてみると、もともとそんなに結婚願望がなく
結婚式も「えー…」というテンションだったとか。
そんな中、好きなように考えられる「ブラウス」の存在を知り
すごく楽しかったと言ってくださいました。
花嫁さまの譲れないポイントに合わせて
デザインを考えてきました。
今回はお会いするのが３回目でしたが、
最終調整を行いながら（手縫い）
あれこれお互いのことを話したのですが
「これまで、想定外だった！ということはありましたか？」
という、若くまっすぐな女性からの
ストレートな質問にさんじゅう…代のわたしは一瞬たじろぎましたが
意外にも、即答できる答えがなく
今のこの状況を選んでいるのは他ならぬ自分自身だと改めて思ったくらいでした。
あえていうならば、フランスに住んでいたときにバックパックで訪れたインド
この経験にはやはり、多くの人が言うように、価値観を揺らがせられました。
（日本語が怪しいですが）
服飾にも繋がっているので、いつかはそんな話も書けたら。
お客様が来られるたびに、いろんなお話をします。
少し若い方ですと、これからの結婚生活のこと、仕事の今後のこと
やはりわたしがこのような働き方だからか、「女性の働き方」について
話し合うことが多い気がします。
最近は同い年くらいのお子さんのママさんもいらっしゃっていて
仕事と子育ての両立について話したり。
会社員と自営業ですと、色々と違いますが
その辺りをお互い論じたりしていて楽しいです。
そして今年から、ありがたいことに「花嫁さま・ご新郎のお母様」
というお客様が来て下さるようになり、
母としても、働く女性としても人生の先輩
こちらが接客する身でありながら
激励を受けるとこちらが泣きそうになり
もう何のお打ち合わせだったか、一瞬忘れそうになることがありました。
「お洋服を作る」ことが（物理的に）好きで入った服飾の道ですが
意外にもここへ来て、「お洋服を通して女性を応援すること」
に幸せを感じていることに気がつく最近です。
他のところにも書いているように、
今年から一部のアイテムの縫製を
クチュリエール、および縫製職人に手伝っていただいているのですが
最初は抵抗がなかったとは言えませんでした。
（全て自分で抱えたいタイプでした。）
だけど1年を振り返ると、
到底これだけの枚数を１人でこなすことはできなかった上に
「縫う」以外にも、この仕事に関われる部分が多すぎて
むしろ適材適所なんだと思っております。
9~10月は今まで以上に、初めましての方とお話しすることが多く
また、企業の方とお話しする機会にも恵まれ
何というかものすごい速さでインプットとアウトプットがあり
書きたいことが追いつかないのですが
何とかこのまま2019年を走り抜けたいと思います。
最後は自分への喝で完結させてしまいましたが、
もちろん来年のオーダーご相談もお承り致しておりますので
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Carlier Couture
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