2017-11-08
【order】絶景のハネムーンフォトにドレープドレス
Bonjour ! Carlier Coutureです。
最近めっきり冬らしくなり… 今年は夏のあとにすぐ冬が来たのかな、と思うくらいの気候だった気がします。 さて、そんな寒い朝にアップしたいdiary, (さかのぼりdiaryですが…)本日のお話は、絶景のロケーションで、ハネムーンフォトを撮られた花嫁さま。
撮影用に、ドレスをオーダーして下さいました。旅行に発たれる前の天気予報では、「雷雨」となっており…
心配しておりましたが、
送って下さった写真では、真っ青に広がる空!
絶好のハネムーン旅行日和となったようで、良かったです。
海辺でドレスの裾をなびかせたお写真。 一面に広がる青空!!お二人つないだ手…♡こちらのドレスのデザインは、
花嫁さまお持ち込みの資料からアレンジさせていただきました。
生地はアイボリーがかった生成りの楊柳シフォン。 タテに「しぼ」があり、サラッとした触り心地の清涼感溢れる生地です。 作りとしては、ドレスとワンピースの中間、とでも申しましょうか? ボーニングは最小限に収め、通常のウェディングドレスほどの締め付け感がなく、 ハネムーン中、美味しいお料理を食べたりリラックスできるように…♡ とはいえ、メリハリのあるシルエットはキープしたいので、 後ろは編み上げで調整可能にしてあります。 ギリシャ神話に出てきそうな女神さまのような 肩から胸元、スカートは中心にドレーピングを施したドレス。海外の著名人などが着られるドレスは
深いVが印象的で、かなりセクシーなものになってしまうのですが
このVが顔周りをすっきり見せ、スカートとともに縦長ラインを強調してくれるので、
この襟ぐりの深さに関しては2人して悩みました。
トワルフィッティングの際に、仮の布で作ったドレスを
切ったり貼ったりして、少しオフショルダー気味の肩を調整したり、
胸元の切り替えを吟味したり。
最終的には、深めの衿もとにクラシカルなレースをプラスすることで落ち着きました。
フィッティングでの様子。 ストン、とした縦長のラインにこだわり、仮縫いでも再度お直しさせて頂きました。実はこのスタイルのドレスを選ばれたのには、訳がありまして。
まだ旦那さまと出会っていない学生時代。
新宿のとある角にある百貨店で見かけた一着のドレス。
それは生成り色の、ドレーピングを施したもので
花嫁さまの印象に鮮明に残ったそうです。
そして時は経ち、晴れてご結婚が決まり、いざハネムーンへ…
…となった際に、オーダーして下さいました。
南の島に映える、大人のドレス。
サッシュベルトとヘッドピースは、
当アトリエをオープンした際に製作した、
思い入れのあるものをチョイスして下さいました。
ひと粒ひと粒のビーズで模様を描きながら作ったものです。
そしてご着用頂くと…♡ 以前、撮影に使用した際にはロングヘアに合わせていたのですが →♡ ボブヘアにもぴったりマッチしていて、とっても嬉しかったです。 ピアスは、オーダーでご製作させていただきました。 ブルーグレーのスワロフスキーと、ドロップ型の組み合わせで、 今後もお使い頂けるよう、シンプルめなデザインで。 また使ってもらえると良いなぁ…♡ ハネムーンでの想い出にのお手伝いをさせて頂けて 大変光栄でした… !! お写真を送って頂き、掲載のご許可も頂きまして、 誠にありがとうございました。 どうぞ末永くお幸せに…♡♡♡ Carlier Couture関連記事
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