【order】絶景のハネムーンフォトにドレープドレス
Bonjour ! Carlier Coutureです。
最近めっきり冬らしくなり…
今年は夏のあとにすぐ冬が来たのかな、と思うくらいの気候だった気がします。
さて、そんな寒い朝にアップしたいdiary, (さかのぼりdiaryですが…)
本日のお話は、絶景のロケーションで、ハネムーンフォトを撮られた花嫁さま。
撮影用に、ドレスをオーダーして下さいました。
旅行に発たれる前の天気予報では、「雷雨」となっており…
心配しておりましたが、
送って下さった写真では、真っ青に広がる空!
絶好のハネムーン旅行日和となったようで、良かったです。
海辺でドレスの裾をなびかせたお写真。
一面に広がる青空!!お二人つないだ手…♡
こちらのドレスのデザインは、
花嫁さまお持ち込みの資料からアレンジさせていただきました。
生地はアイボリーがかった生成りの楊柳シフォン。
タテに「しぼ」があり、サラッとした触り心地の清涼感溢れる生地です。
作りとしては、ドレスとワンピースの中間、とでも申しましょうか?
ボーニングは最小限に収め、通常のウェディングドレスほどの締め付け感がなく、
ハネムーン中、美味しいお料理を食べたりリラックスできるように…♡
とはいえ、メリハリのあるシルエットはキープしたいので、
後ろは編み上げで調整可能にしてあります。
ギリシャ神話に出てきそうな女神さまのような
肩から胸元、スカートは中心にドレーピングを施したドレス。
海外の著名人などが着られるドレスは
深いVが印象的で、かなりセクシーなものになってしまうのですが
このVが顔周りをすっきり見せ、スカートとともに縦長ラインを強調してくれるので、
この襟ぐりの深さに関しては2人して悩みました。
トワルフィッティングの際に、仮の布で作ったドレスを
切ったり貼ったりして、少しオフショルダー気味の肩を調整したり、
胸元の切り替えを吟味したり。
最終的には、深めの衿もとにクラシカルなレースをプラスすることで落ち着きました。
フィッティングでの様子。
ストン、とした縦長のラインにこだわり、仮縫いでも再度お直しさせて頂きました。
実はこのスタイルのドレスを選ばれたのには、訳がありまして。
まだ旦那さまと出会っていない学生時代。
新宿のとある角にある百貨店で見かけた一着のドレス。
それは生成り色の、ドレーピングを施したもので
花嫁さまの印象に鮮明に残ったそうです。
そして時は経ち、晴れてご結婚が決まり、いざハネムーンへ…
…となった際に、オーダーして下さいました。
南の島に映える、大人のドレス。
サッシュベルトとヘッドピースは、
当アトリエをオープンした際に製作した、
思い入れのあるものをチョイスして下さいました。
ひと粒ひと粒のビーズで模様を描きながら作ったものです。
そしてご着用頂くと…♡
以前、撮影に使用した際にはロングヘアに合わせていたのですが →♡
ボブヘアにもぴったりマッチしていて、とっても嬉しかったです。
ピアスは、オーダーでご製作させていただきました。
ブルーグレーのスワロフスキーと、ドロップ型の組み合わせで、
今後もお使い頂けるよう、シンプルめなデザインで。
また使ってもらえると良いなぁ…♡
ハネムーンでの想い出にのお手伝いをさせて頂けて
大変光栄でした… !!
お写真を送って頂き、掲載のご許可も頂きまして、
誠にありがとうございました。
どうぞ末永くお幸せに…♡♡♡
Carlier Couture
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