【order】総レースのゲストドレス♡
Bonjour !
東京都内のオーダーメイドアトリエ
Carlier Coutureです。
先日、フルオーダーのゲストドレスの
お受け取りに来ていただきました。
お仕事帰りなのに、
ありがとうございました!
こちらのブログには書いてなかったのですが
instagramの方で製作風景を載せていた
総レースのお呼ばれドレスです。
週末にお式で着ていただきました♡
ともかく、綺麗…としか言いようが無いです。
なので、こちらのブログにも詳細を
掲載させていただきます。
(本当はこの記事…
お客様が帰られてからすぐに書いてます。)
薄いペールピンクのサテンシャンタンの
マットな方を表にしたものの上に、
ネイビーのクラシカルなレースを乗せています。
(写真だとピンクが見えにくいですが…)
こちらの裾の模様が美しいレースは、
アトリエのストックから選んでいただきました。
スカートの裾と、袖口がスカラップになっています。
(レースはまさに「出会い!」だと思っていますので、
個人的に気に入ったレースに出会うとついつい購入し、
ストックとしてキープしています…。)
デザインは、
初回のお打ち合わせで決めつつ、
先月のトワルフィッティングで修正して
お渡しさせていただきました。
ボディーに着せたドレスを見て、
お客様が驚かれたのが、身丈。
文字だけで説明するのは難しいのですが、
ほぼ170cmという身長の場合、
日本だと「トール」という事になります。
大多数の国内ブランドでは、
基準のサイズが「9AR」
つまり推定身長「158cm」なのです。
(もちろんブランド独自の設定を設けているところが多いのですが、それでも
基本は9号(M相当)になっています。)
ほぼ170cm女子が
Mサイズのワンピースを着ると
どうなるか…。
ハイウエストになる!
という事…。
これはお客様談でもあり…
わたしの話でもあります。
だから、お気持ちよーーーーーーく
分かるのです。
そうそうそうそう!!!
とつい、連発してしまいました。
このワンピ可愛い♡と試着しても、
だいたいハイウエスト、
そして丈が不足。
いくらエレガントに着たいと思っても、
つんつるてんになる事の方が多く…。
20代のときはそれでも良かったけど、
30代になるとさすがに…
と個人的には感じます。
話が逸れましたが、
いざ着ていただいたら、
ぴーーーーったり♡
身頃のレースのみの部分は
着ているうちに馴染んでいくので
前回のフィッティングで
かなりフィットするように修正したのですが
よかったです。
肌が透けるように白いので
ネイビーのお袖の透け感もすごくキレイ。
お写真撮らせていただいたのですが、
撮ってるわたしが
メロメロです♡
最近、
オーダーの仕事をしながら思うのですが。
皆さま自分のことをよくわかっている!
今回のお客様は
「ようやく自分の身長が何かに役立った!」
という内容のことをおっしゃっていました。
嬉しいです、本当に。
ウエストラインが、
しっかり本当のウエストの位置にあると
大人っぽく、落ち着いて見えます。
そしてレースのスカラ模様が膝のあたりに
来るようにお作りしたので、
高いヒールを履いてもこの上なく上品です。
でもバックスタイルは大人♡
ヴィンテージ感漂うデザインで、
キャサリン妃の装いを彷彿とさせるような
エレガントさ♡
なんとなく日本ではない、
ヨーロピアンな雰囲気のドレスに仕上がりました。
お渡しのとき、
「三ヶ月間、とっても楽しかった。
もう来れないのがちょっと寂しいかも」
と言ってくれて、
そんな風に思ってくれることが
とても嬉しくて。
一着を作るために最低3回は足を運ぶ事を
めんどうだと思わずに、楽しんでくれていて
感激でした。
♥
お客様と体型が似ていることもあり、
わたしもこのデザインを気に入ってるので、
「わたしもこういうドレス自分用に作ろうかな~、
と思ってるんですよね~」
と言ってみたところ、
「着てみます?!」
と言って下さって(^^)優しい♡
いや、フィッティング中は汗かいてるので
遠慮しましたが…、嬉しかったです。
きっと女性は何かしら、
「ここがもっとこうだったらな~~」
という、スタイルに対する要望?を持っていると思います。
わたしもあります…。
身長高くていいですね、ってよく言われますが、
ヒール履けないから昔は小柄な女性に憧れていたし、
他にもいろいろ、挙げていけばキリがない。
でも今は、わたしはわたしだし、
30と余年、一緒にいる身体なので、
大事に思っています。
あとは、「体型を活かすスタイル」を知ること。
オーダーメイドならではの、
体型をより綺麗にみせる服作りを心がけています。
それにしても、
本当に優しい方で、
写真のあとに送られてきたメールのお言葉に
涙腺が…となるところでした。
ドレスを着て幸せな気分に、なんて、
まさにわたしの目指しているところです。
本当にありがとうございました!
Mille mercis et j’espère à la prochaine ♡
Carlier Couture
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