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2019-08-21

【wedding tips】ドレス生地といえば / サテンの魅力

Bonjour, Carlier Coutureです。

8月も後半に差し掛かり、気分は早くも秋モードになりそうですね。

衣替えしたい気持ちもありつつ、

万年「紺屋の白袴」状態のEmilieです。

自分のワンピースも作りたいなぁ〜〜!

 

さて、以前アップしました、こちらの記事

【wedding tips】レースの種類について

 

だいぶ時間が経っておりますが、

定期的に読んで頂いているようで、ありがとうございます!

 

今日は生地の種類、第二弾として

「サテン」をピックアップしてみたいと思います。

 

ウェディングでは、レースに次いで、一番使用されている生地でしょうか?

一言で「サテン」と言っても、色々とあります。

皆さまはどのようなイメージを持たれますか?

 

人によっては

「サテンって…テカテカしている生地ですよね…」

という、あまり良くない印象を持たれているかもしれません。

 

あまりにお手頃なドレスですと、

確かにテロテロのサテンが使用されています。

 

しかし、ウェディングドレスでいう「サテン」には

本当に色々な種類のサテンが存在するのですよ。

 

当アトリエでご好評いただいているのは、マットなサテンです。

「マットな質感のサテン、あります!」

と言って見本帳をお見せすると

驚かれることも少なくありません。

確かに普段、あまり目にすることはありませんね。

 

このHPにご紹介させていただいている花嫁さまのドレスでも

「マットなサテン」が数種類、使用されております。

 

また、同じサテンでも、張り感の強いものから

柔らかなトロみのあるものまで、本当に様々です。

 

お色味に関しても、基本的には

「青みがかったスノーホワイト」

「落ち着いたオフホワイト」

「黄味のあるアイボリー」

の3色展開であることが多いのですが

当アトリエのお取引先の1つである

ドレス生地を多く生産しているメーカーさんの生地には、

「上記3種類の間」を行く、非常に絶妙なお色味もラインナップされています。

 

ここ最近は「パーソナルカラー」の概念も広く行き渡り、

アトリエにお越し下さるお客様の中には

「わたしはウィンターです!どの生地が良いですか?」

「わたしはオータムなので、〇〇な生地が良いです」

とおっしゃられる方が増えてきました。

 

(資格取っておいてよかったー、と思う瞬間)

 

もちろんわからなくても大丈夫です!

お肌に当てていきながら、一番お肌が綺麗に見えるものを調べていきます。

ご自身のお肌の色、どのようなイメージに仕上げたいかによって

「ホワイト」というお色味を楽しんでくださいね。

 

話をサテンに戻しますが、

ウェディングで昔から愛されているのは「ダッチェスサテン」でしょうか。

ダッチェスはduchesse、公爵夫人ですね。

最高級の国産ダッチェスサテン

 

表面は非常につるんとしており、厚地で、重厚な印象をもたらします。

先ほどの「サテン=テロテロ」というイメージを持たれている方がいましたら

間違いなく覆ると思います!

 

そして、ウェディングドレスの世界でサテンと言えば…

「ミカド」が有名ですね。

こちらも国産のミカドシルク、その1

 

その2

 

ミカド、すなわち「」、ウェディングドレスの最高級素材と言われています。

サテンではあるのに、タテヨコの糸の太さが異なるため、

「綾目」(斜めに凹凸のような模様がはいる)が出ています。

光沢があり、ハリ感が強いため、構築的なフォルムを表現するのに適しています。

ちなみに本来は福島の絹産地で生まれたものだそうです。

今ではヨーロッパでも「ミカド」は「Mikado」として愛されています。

 

また、サテンとはまた少し違うのですが、「タフタ」もご紹介。

様々な厚みがあり、シャカシャカ感が魅力です。

シャンパンカラーのシルクタフタと言えば!

SATCのキャリーのウェディングドレスを思い浮かべますね。

(わたしも10代から夢中になりました、ヴィヴィアン・ウェストウッドのもの)


GETTY IMAGE

 

タフタのシワ感、他には類を見ない風合いです。

アトリエでは様々なタフタをご用意しておりますので、

ぜひ見比べてみてくださいね。

薄手のタフタは本当に軽く、

ボリュームのあるドレスでも空気をふくんだような

なんとも心地良い仕上がりになります。

 

ちなみにこちらもタフタ(厚め)です
持った時のくしゃっと感が好き…♡

 

サテンやタフタ1つとっても、様々なバリエーションがありますので

シンプルなドレス、クラシカルなドレス、モダンなドレス

様々な雰囲気を具体化できる素材だと思っています。

 

ちなみに「サテン」は生地の「織り」の名称であって

素材(原材料)ではありません。

 

化繊(ポリエステル)のサテンもありますし、

天然素材(シルク)のサテンもあります。

 

具体的にどう違うの?というところですが、

合繊と天然繊維で、風合いが異なります。

 

また、いきなり現実的な話で恐縮ですが

価格は異なります。

今季よりオーダーメイドのプライスを

以前よりわかりやすく致しましたので

初回ご相談時にはお気軽にご質問くださいね。

 

そして、生地は1つ1つセレクトした上で、オリジナルの見本帳にまとめております。

HPPRICEページの最低価格の生地は

 

きっとペラペラの誰も選ばない生地だろう…

 

と思わないでくださいね。

ご予算に合わせてお選びいただきたいので

BASICライン」の生地も、

すでに実績のある、厳選された生地になります。

 

ただし、ドレスの形、出したいシルエットによって

合う生地が異なってまいります。

いつも口すっぱく言ってしまうのですが、

デザインと生地の「相性」は大切です。

例えば、「落ち感が欲しいです」、というお客様のご要望でしたら

まずはとろみのあるソフトサテンか、ジョーゼットなどをご提案させていただきます。

生地とボリューム出しの話になると、ちょっと長くなりますが、

ぜひお時間の許す範囲で!お話を聞いてみてくださいね。

 

また、「ドレスはシルクでないとやはりダメですか?」

と聞かれることもありますが

個人的な見解で恐縮ですが、ダメということは全くありません。

 

昔は化繊の技術が今ほど発達していなかったので

「化繊=安かろう悪かろう」というイメージがあったかもしれませんが

現在の化繊の技術水準は申し分なく、特に日本が生産する生地は

海外メゾンもこぞって使用しています。(経験談です。)

 

扱いやすい、安定している、など

化繊には化繊の良さがあります。

 

そしてもちろん、天然素材には天然素材の良さがあります。

 

シルクには、何か特別に醸し出される上品さがあります。

もちろん今までもシルクのお取り扱いはありましたが、

今季から、上記の福島ではないのですが、東北のとある絹生産者様と

お取引が開始いたしましたので、

アトリエでは極上のシルクのサンプルをご覧いただけます。

ぜひ本物の生地に触れて、美しさをご堪能いただければと思います。

 

国内のものづくりを応援しているので、

当アトリエの縫製は100% made in Japanで、

フランスのレースを除いては、

生地もなるべく日本のものを推奨しております。

 

環境面でもポジティブなことですし、

日本のものづくりを活性化させることにつながります。

 

少し長くなってしまいましたが、

ここまで読んでくださったあなたは相当の生地好きでしょうか…?

ぜひ素材の話もしながら、オーダーの楽しさを体験していただければと思います。

 

 

 

Carlier Couture

 

ウェディングドレス、カラードレスはもちろん、

フォーマルドレスや演奏家ドレスもお承り致しております。

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