【order】洋x和mixの3wayドレス
Bonjour !
東京のドレスアトリエ、Carlier Coutureです。
めっきり寒くなりましたね❄️
風邪などひかれていませんか?
冬もすぐそこですね。
今日は、10月末に結婚式を挙げられた
一組の新郎新婦について、書かせて頂こうと思います。
初めてお会いした時から、つい先日まで
花嫁さま、花嫁さまのお母様
何度もアトリエに足を運んで頂き、
どこにもないドレスを作りました。
まさに3人で作った、
と言っても過言ではないと思っています。
無事にお式を挙げられたと、当日の、
日付けが変わる頃にご報告のメールを頂き
ホッとして、ぐっすり眠ることができました。
長い準備期間と、当日の進行できっと疲れているだろうのに、
すぐにお写真を送って下さることが本当に嬉しいです。
さて、今までこちらの花嫁さまについて
オーダー* 秋のウェディング計画〜mère et fille〜 その②
レポートさせて頂いておりましたが、
無事にお式が執り行われましたので、
全貌♡を記録しておこうと思います。
「はじめまして!」が 3月でした。
その際には、決められた式場についてお聞きしたり、
花嫁さまの好みについて、いろいろとお伺いさせて頂きました。
「何か「和」テイストのものを入れたいです。」
というお言葉を頂きました。
海外出張が多い花嫁さまが、日本人であることを
大切していらっしゃるように感じました。
(これが大きなヒントになりました!)
いつも一緒に来られるお母様は、元々絵を描かれる
大変クリエイティビティ溢れる方で、
話していると、どんどんアイデアが出てきて
あれよあれよ、という間にいろんな案が集まりました。
後日わたしはその案たちをデザイン画に落とし込み、
花嫁さまとメールでもやりとりを重ね、
絞り込んでいきました。
花嫁さまのキーワード、「和」をどのように盛り込むか。
お母様の「着物ならあります!」という一言で、
大量の豪華な帯や生地を見せて頂いたのです。
豪華絢爛な帯を1点選び、
リーフ柄のラメジャガードも使わせて頂くことに。
(いま、リーフ柄って旬ですが、こちらの生地は
なんと、おばあ様所有のものだと聞いています。
素敵なものって、時代は関係ないんだな
と改めて思いました。)
ボディに生地をのせて、イメージを膨らませています。
おばあ様の代から大事にされた豪華な帯。
裁断はドキドキします…。
仮布でのフィッティング用に、
シーチングに模様をラフに写して、
柄の出方を決めていきます。
散らかっててすみませんっ!
形を作っている最中です。
そして、こちらがほぼ完成形の帯飾りです。
いろいろ検討したけど、最終的には
短めのコルセットのようなベルトに、
大きなリボンをつけたデザインに。
花嫁さまの可愛らしさを表現したリボン♡
(製作中、アトリエに置いていると、ご試着にいらっしゃる他の花嫁さまに
必ずと言っていいほど、「和装もされるんですか?」「これすごいですね!!!」
と声をかけられました。和装はお取り扱いがありませんが、
実物はゴールドに輝き、もかなりのインパクトがあります◎)
リボンの位置も、お母様のアイデアで、当初の位置より少し上めに。
おかげさまでモダンな雰囲気もプラスされ、
洋と和のMIXスタイルが出来上がりました!
そして当日…♡
こんなに素敵に着て頂きました。
なんだか会場の雰囲気にも合っていて、
とっても素敵です…♡
それにしても、この薔薇の花束はサプライズなのでしょうか…?
お会いした際には聞いてみよう…
他にも、バージンロードを歩く際にはトレーンをプラスしたり、
二次会へは別の着物の布を利用したアレンジをしたり…
花嫁さまと、お母様のおかげで
3wayで楽しんで頂けるドレスとなりましたので、
次回のブログ記事でご紹介させていただこうと思います♪
それでは、良い一週間をお過ごしください。
Encore félicitations aux nouveaux mariés et
je vous souhaite plein de bonheur pour la suite … ♡
Carlier Couture
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