【tips】コロナ禍で考える、これからの結婚式とドレス【1】
Bonjour, Carlier Coutureです!
あっという間に夏が過ぎ、9月!
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
アトリエでは、秋の結婚式のご準備に
奮闘しております!!
もともと秋挙式だった方も、
延期になって、秋になった方もいらっしゃいます。
どちらにしても、どうかどうか、無事に当日を迎えてほしい、
と願いながら仕上げております。
SARSは8ヶ月で終息した、と聞いていたので、
流石に年内には…なんて思っておりましたが、どうやらコロナは
もっと長引くそうで…。
かたや、インフルエンザと同じ扱いで良い、という専門家の声もあり
一般人としては何を信じていいのやら…、というのが正直なところです。
日本ブライダル文化振興協会によると、3~9月までの間に、
約17万組の結婚式が延期・中止になったそうです。
ものすごい数字ですよね…。
4~6月の売上高は例年の1割以下に落ち込み、影響は今も続いているとのこと。
コロナ禍で様々な業界で倒産の悲しいニュースが続いておりますが、
結婚式業界でも結婚式のキャンセルが相次ぎ、
ウエディングドレスを製造しているメーカーの倒産も発表され、
大手だからこそ影響も大きく、規模は違えど同業者として悲しいニュースでした。
このまま結婚式というセレモニーがなくなってしまうのか?!
…なんて考えもよぎりますが、
それでも結婚式を望む女性がいる限り、そんな想いを応援したい!
という気持ちは変わらず。
ということで、
ニューノーマル、が提唱されている中で、オーダー屋が考える
コロナ禍、そして今後のウェディングドレスの在り方を考えてみました。
と、ドレスの話をする前に、まずは、こちらから。
1.ウェディングシーンにおける変化
感染拡大が叫ばれる中、結婚式の規模を縮小、秋口頃から
決行する予定の方も少なくないかと思います。
コロナ禍ではまさに「マイクロ・ウェディング」がトレンドの兆し。
社交辞令なしで、本当に呼びたい人だけを呼んだ、極小規模なウェディング。
また、三密を避けるため、なるべく屋外で結婚式、披露宴をするスタイルも増えそうです。
ドレスを決める時、今までもそうだったかと思いますが、
お洋服をTPOに合わせて決めるように、
結婚式のスタイル、式場、会場、の雰囲気にある程度合わせると全体の雰囲気とマッチしますね。
例えば、格式高いホテルウェディングなのか?
リラックスできるガーデンウェディングなのか?
それがこれからは、もっと多くの方が屋外を選択するようになるそうです。
また、延期が相次ぎ、新しい日程の確保も難しい中、今までは珍しかった
「平日ウェディング」も増えていく兆しです。
そんな中で、いったいどのようなドレスを選べばいいのか、
Carlier Coutureとして考えてみます。
2.ウェディングドレス選び
一切の装飾を省いた、極シンプルなドレスは、今でもトレンドとして存在しますが、
もっとミニマムな装いを選択する花嫁さまが増えそうです。
規模を縮小する場合、おそらく場所選びも変わってくるかと思います。
親族や本当に近しい人だけで小さな結婚式を、となった場合、
本当に必要なものだけを集めたミニマムなウェディング、
そんな中では、日常の装いの延長のようなドレス、
あるいは特別なワンピースを選んではいかがでしょうか?
1.軽やかだけど、花嫁感たっぷり!総レースワンピース
コンパクトながらも、花嫁さま感はしっかり!
総レースで、お色味はもちろんホワイト。
これだけで十分主役級の装いが叶います。
こちらは以前の花嫁さまです。
レストランウェディングで、家族婚を挙げられましたが、
今後はこのようなスタイルが主流になるのかもしれませんね。
その際にお作りさせていただいたのは
まさに総レースのワンピースタイプのドレスでした。
ワンピースでも、しっかりお身体に合わせれば
ゴージャスになります。
例えば、こちらのようなドレス!
こちらはゲストドレスなので、ネイビーですが、
これをホワイト系でお作りしたら、
きっと大人の花嫁さまにぴったりかと思っております。
こちらも素敵ですね、くるみボタンをあしらって、
白でお作りしたらクラシカルな花嫁さまスタイルが完成します。
2.まだまだある、ミモレ丈ワンピース
今までは二次会用に選ばれていたミモレ丈のドレスですが、
アウトドアウェディングやこじんまりとしたスペースでの結婚式であれば
こちらの丈感は最適かと思います。
総レースでなくても、こんなスタイルのドレスも素敵です。
オードリーヘップバーンを彷彿とさせるようなデザインで、
とても素敵でした。
個人的なイメージですが、どことなく、
ヨーロッパで行われる区役所での結婚のセレモニーに着用される
ワンピースを思い出します。
こちらの花嫁さまも二次会でのご使用でしたね。
カーデガンを羽織って、リラックスした雰囲気のお式にも合いそうです。
こんな感じで、ミカドシルクのものもお作りしておりました。
シンプルなデザインですが、ヘッドピースでもイメージが変わりますね。
素材を変えて、こちらはチュールのミモレ丈ドレス!
結婚式のお色直しとしてご着用いただいた後、
ハネムーンにも持って行ってくださいました。
コンパクトなドレスは、着まわしが効いたり持ち運びも簡単なので、
前撮りから後撮りまでたくさん活躍してくれます!
長くなってしまいましたので、
続きがこちらからどうぞ!
【tips】コロナ禍で考える、これからの結婚式とドレス【2】
Carlier Couture
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