【tips】パーソナルカラーと「白」
Bonjour, Carlier Coutureです!
本日は久しぶりにWedding Tipsです。
今までのTipsは生地についてなど、
少しずつですが書いております。
宜しければ、diaryのカテゴリー、
Wedding tipsで辿ってみてくださいね。
お客様とのお打ち合わせで、
生地選びの際、様々な「白」の中から
一緒に選ばせていただくのですが、必ず
「どの白を選ぶべきですか?」
という話になります。
ということで、
ずっとパーソナルカラーや骨格診断などに
ハマっているというのもあり(わたしが 笑)
今日はそのような目線で✍🏻
パーソナルカラー目線で選ぶと、
一般的にはこのようになります:
Spring:アイボリー(黄みを感じる温かみのある白)
Summer:オフホワイト(純白を柔らかくした自然な白)
Autumn:エクリュ、生成り(アイボリーよりややくすみがかった白)
Winter:純白(青みを感じる白)
もちろん反論はありません。
ただし!
Wedding、という特別なシーンにおいては、
少し注意が必要かな、と思うところがあります。
「色黒なのでオータムかな、そしたらエクリュかな」
「色白なのでウィンターかな、そしたら純白かな」
と、自己判断しそうになっていたら、ちょっと危険。
自分のシーズンにあったドレスにするのも
もちろん問題はないのですが、
ドレスアトリエ目線で、
少しだけ注意点をいくつか!
✔︎まず、オフホワイトは、
ほとんどの人が似合うとされている色で、
日本で製作されるほとんどのウェディングドレスは「オフホワイト」
シーズン問わず、似合いやすいカラーです。
ただ、他のお色味はきちんと吟味するのがオススメ。
✔︎シーズンタイプがAutumnであっても
「エクリュ(生成り)」を選ぶ際は、
必ずロケーション(式場)との相性を加味した上で、
と思っております。
Autumnタイプであって、
普段着であればエクリュ(生成り)がお似合いでも、
例えばスタイリッシュでクールな印象の式場であれば、
アイボリーだとボヤッと締まらない感じがする可能性も。
それより、Autumnタイプであっても
花嫁さまらしさ(主役らしさ)
を出してくれるオフホワイトで
白の鮮やかさがバーン!と目を引くドレスを
着てしまう方がオススメだったり。
パーソナルカラーがAutumnのNathalieさん(Photo by cocoFLEUR)
ナタリーさんはAutumnタイプなのですが
純白に近い(ほとんど黄みを感じない)
オフホワイトをセレクト。
大自然のロケフォトでは、
グリーンを背景に、
白が綺麗に映える仕上がりに。
✔︎逆に、例えばSpringタイプで、
エクリュはちょっと暗いかな、という場合でも
ロケーションがアンティークな邸宅だったり、
ヴィンテージ感のあるイメージなら
エクリュをチョイスしても全然ok!
だと思っております。
Springタイプさんはツヤ感、
透明感が大切なので、
そこはドレスではなく、
メイクさんにアジャストしてもらうのもアリかと思います。
(ウェディングのヘアメイクさんって、ベースメイクの透明感などをものすごく丁寧に作ってくださるイメージ)
✔︎そして、多いのが「色黒なのでオータムかな、そしたらイエベの白かな」という説。
色黒、というのも自己判断なので、どこからか色黒なのか、判断が難しいところですが、
そのような方は「Winter」タイプである可能性も。
そしてWinterタイプは
「純白」が一番似合うタイプです!
なので、ぜひ純白も試して頂きたいです。
お肌の透明感が増し、
すっきりシャープな印象になります。
こちらの花嫁さまはまさにWinterタイプ!
お作りさせて頂いたドレスは、
青みを感じるほどの純白ですが、
シャープさが際立っています。
逆にヘルシーな小麦肌のような場合は、
アイボリーも良いですね。
キラッキラのゴールドアクセサリーとのコーデは間違いなく素敵。
書き出していたら
止まらなくなってしまいました…。
奥が深い色の世界、
お客様とそんなお話をさせて頂くのも、
とっても楽しい時間です。
Wedding Tipsも不定期更新ですが、
気になるトピック、
読んでみたいTipsがあれば
ぜひ教えてくださいね。
ここまでお読み頂き、
ありがとうございました!
Merci pour votre lecture !
Carlier Couture
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